銅の変色技法『赤だし』

11月となると、北海道の紅葉はすっかり終わり、雪がちらほら舞っていると思いますが、本州の皆さんは、ちょうど紅葉の見頃の時季を迎えているのではないでしょうか。

紅葉と言えば、当アトリエの作品に使われているツタや葉も紅葉を思わせる赤い色をしたものが大変多いのです。これは「赤だし」と呼ばれている特殊技法で銅を変色させています。真っ赤になったり、黄色っぽくなったり、オレンジ系になったりと変色のさせ方で、色味の違いを出すことも出来ます。

四季の変化がはっきりとしている日本では、とても紅葉が好まれます。写真の様な作品に魅せられるお客様もたくさんいらっしゃいます。

本物の紅葉は、あっと言う間に散ってしまいますが、当アトリエの作品はいつまでも綺麗な紅葉の色です。お部屋のインテリアとして御一考下さればうれしいです。

銅の変色技法『赤だし』