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彫金と七宝焼の技法

彫金と七宝焼の技法

彫金の技法

金属加工の一技法で、タガネ等で彫って文様をいれる技法です。他に鍛金、鋳金等の技法がありますが、現在これら全ての技法をもって金属加工することを彫金としています。

■素材

☆銀---日本では主に950/1000純度のものを用います。ヨーロッパは伝統的に925/1000を用いていますが、これは硬度を上げて傷や変化を防止するためです。空気中で自然に表面が黒く変化します。

☆銅---十円硬貨や電線、調理器具等に用いられ、馴染み深い金属です。加工性がよく、金属としては暖かみがあるので多く用いられます。

☆真鍮---銅と亜鉛の合金で、研磨すると美しい金色を呈するので多く用いられます。

☆洋白---銅と亜鉛とニッケルの合金で銀色を呈しています。ニッケルシルバーとも言います。

☆チタン(チタニウム)---強度がある上に抜群に軽い金属なので、宇宙ロケット、航空機に使われます。また、酸などの耐薬品性が高いので、それらの容器、輸送管等に用いられてもいます。陽極酸化法により容易に色が付けられるので装飾品などに用いられはじめています。


■着色法

★彫金---1個1個のパーツを加工し、デザインにそってロー付けや溶接で組み立てます。デザインから製作まで、私どものアトリエのオリジナルとして、自信の持てるものだけを創るよう厳しく心がけています。

★緑青---緑青部分と磨かれた部分、その境界にみえかくれする黒色のバランスの美しさに注意を払っています。緑青は水に溶けないので雨水などで落ちることはありません。


■彫金の製作ポイント

★彫金---1個1個のパーツを加工し、デザインにそってロー付けや溶接で組み立てます。デザインから製作まで、私どものアトリエのオリジナルとして、自信の持てるものだけを創るよう厳しく心がけています。

★緑青---緑青部分と磨かれた部分、その境界にみえかくれする黒色のバランスの美しさに注意を払っています。緑青は水に溶けないので雨水などで落ちることはありません。

彫金制作風景

●作業台と手作業道具類
☆曲げる、折る、打ち目をいれる等の成形をします。
☆道具や簡単な機械も用途に合わせて手作りします。


写真2

●スタッフの作業台
☆技術レベルに応じて組み立てをします。
☆ブローパイプバーナー、酸素バーナー、アルゴンアーク等でロー付け、溶接をします。

写真3

■ご注意
★彫金は金属ですので多少のことでは壊れませんが、打ち所が悪いと曲がったり、いぶしや緑青が剥がれることがあります。
★チタンの発色が鈍ったときは、シンナー、アルコール、ベンジン等で軽く拭いてください。発色がもどります。


七宝焼の技法

■七宝焼

銅や銀の基盤の上にガラスの粉を置いて炉で焼き付けたもの。基盤が鉄のものはホーローである。

☆釉薬のみのもの---単に、釉薬だけを焼き付けたもの。
☆箔が入ったもの---透明釉薬の下に銀箔等を入れて、箔の輝きをみせてあるもの。
☆有線七宝---アウトライン等に銀等の帯線を用いたもの。
☆透胎七宝---胎の一部を透かし彫りし、透けたところに釉薬を入れたもの。
☆省胎七宝---焼成のあと胎の金属を酸等で溶解し、ガラスだけにしたもの。

■彫金の製作ポイント

★七宝焼---彫金同様1個1個のパーツに下地を造り、彩色をします。箔、有線、フリットを使っていかに美しい配色や見え方を得るか努力をしています。

■ご注意

★七宝焼は両面にガラスの粉を焼き付けたものなので、取り扱いにはガラス製品と同様の気配りをお願いいたします。

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